◎ 財務内容
1.自社の収益源泉は何であるか把握しているか
2.自社の資金構造を把握しているか
3.収益源泉、資金構造の過去からの動向を理解しているか
4.他社と財務内容を比較分析し、強み・弱みを理解しているか
5.コスト構造改善のための方策がとられているか
6.キャッシュフロー計算書を理解し、作成できるか
7.営業運転資金を把握しているか
8.自社の財務内容を連結ベースでとらえているか
9.連結すべき対象会社の範囲を理解しているか
10・連結財務諸表を理解し、作成できるか
11.グループ会社の財務内容を把握しているか
12.グループ会社への投融資の評価ができるか
13.グループ全体の部門別損益(セグメント情報)が把握できているか
◎資本政策
1.計画段階におけるプラン策定“基本3原則”を検討したか
2.持株比率による株主の権利(持株比率の目安)について理解は十分か
3.上場審査上の「形式基準」についての理解は十分か
4.企業価値・株価についての考え方は理解できたか
5.安定株主対策についての対策は十分か
6.浮動株(流動株)についての対策は十分か
7.インセンティブ制度及びその目的とは何か
8.創業者利潤についての理解は十分か
9.関係会社整備とその時期についての理解は十分か
10.資金調達の内容とその手段についての理解は十分か
11.事業継承における後継者対策および財産保全会社についての理解は十分か
◎役員・株主・その他利害関係者との関係
1.特別利害関係者(役員等)による利得行為の可能性が排除されているか
2.関係会社に明確な存在意義(合理的な存在理由)があるか
3.100%子会社以外の関係会社について株主に妥当性があるか
発行会社の役員に株式を所有させていないか
4.関係会社との取引内容が公正であるか
5.関係会社を通じての利益操作またはその恐れはないか
6.関係会社の赤字・債務超過状況の確認、およびその場合の改善の見込みはあるか
7.兼務役員の報酬・賞与の支払状況および妥当性はあるか
8.資本下位の関係会社が申請会社の株式を所有していないか
9.申請会社の役員が関係会社の株式を所有していないか
10.資本下位会社に対する管理体制は十分か
11.人的会社・資本的関係会社に関する理解は十分か
12.相談できる監査法人・証券会社等の専門家はいるか
◎コンプライアンス
1.社長がコンプライアンスの意義を正確に理解しているか
2.内部監査室を設置しているか
3.内部監査室においてはコンプライアンス体制の確認を行っているか
4.内部監査室はコンプライアンスの運用状況の確認を行っているか
5.監査役は取締役の業務遂行状況の監視を行っているか
6.監査法人および内部監査の連携はうまく保たれているか
◎コーポレートガバナンス
1.取締役会を毎月開催しているか
2.会社法上の大会社に該当する場合、監査役会を毎月取締役会の後に開催しているか
3.会社法上の大会社に該当しない場合でも、監査役は常勤監査役に加えて非常勤監査役の複数体 制か
4.監査役は選任しているものの名目上のみで、会社の通常業務を行っていないか
5.常勤監査役は経営会議や常務会などの会社の重要会議に出席しているか
6.非常勤取締役、非常勤監査役は原則として毎月の取締役会に出席可能な人物を選任しているか
7.取締役会議事録に取締役会に出席していない役員の押印がないか
8.監査役の監査計画が作成され、それに基づいて監査を実施しているか
9.監査役に対して半期ごとに監査法人の決算報告会が行われているか
10.監査役と監査法人および内部監査室との連携は図られているか
11.監査役に対しても内部監査室長は定期的な報告を行っているか
◎事業計画・予算管理・月次決算
1.事業計画、単年度計画(予算)は作成されているか
2.事業計画は折衷方式により策定されているか
3.事業計画はローリング方式によっているか
4.事業計画は各セグメント別に細分化されているか
5.事業計画は連結ベースで策定されているか
6.単年度計画(予算)は事業計画と連動しているか
7.予算は折衷方式により策定されているか
8.予算は総合予算として策定されているか
9.予算単位は適切に区分されているか
10.予算は連結ベースで策定されているか
11.予算実績差異分析は行われているか
12.予算実績分析結果はタイムリーに取締役会に報告されているか
13.セグメント別損益が把握されているか
14.月次決算は迅速に(翌月10日前後までに)完了しているか
15.月次決算は年度決算と同一の会計処理により行われているか
16.月次決算は連結ベースで作成されているか
◎組織体制
1.経営企画機能をもつ部門はあるか
2.経理部門の人材は十分か
3.経営機能と財務機能は分離されているか
4.総務部門の人材は十分か
5.必要な社内規定は整備され、運用されているか
6.細則、マニュアルは存在するか
7.内部監査は行われているか
8.内部監査部門は他部門から独立した組織となっているか
9.株主総会は会社法の規定にのっとり行われているか
10.取締役会は実質的合議の場として機能しているか
11.稟議制度が整備され、運用されているか
◎情報システム全般
1.現状の情報システムは経営管理上十分なものか
2.情報システムの開発方針、計画は明確になっているか
3.現状の会計情報システムで予算管理は行えるか
4.現状の会計情報システムでセグメント別損益管理は行えるか
5.現状の会計情報システムで連結財務諸表を作成できるか
6.現状の会計情報システムで四半期開示に対応できるか
7.原価計算システムが十分整備されているか
◎人事労務
1.人事労務管理の基本方針は明確になっているか
2.社員(特に経営上重要な社員)の定着率は悪くないか
3.社印の定着率向上のための施策が行われているか
4.受入出向者は多くないか
5.経営上重要な社員が受入出向者となっていないか
6.就業規則の変更届も適時、届出がなされているか
7.人事関係規定は実体に則して整備されているか
8.「三六協定」は労働基準監督署に提出されているか
9.時間外手当の支給ルールは明確となっているか
10.加入義務のある従業員(特にパートタイマー)の労働保険、社会保険の手続きは適切に行われてい るか
◎販売管理
◆受注業務をチェックする
1.注文書を受けた場合、責任者の承諾を得た注文請書を発行しているか
⇒注文書、注文請書控は日付順、得意先別に整理、保管されているか
⇒これに基づいて受注台帳を作成、受注台帳に基づいて出荷指図書を発行しているか
2.所定の価格、回収条件と異なる販売をする場合には、責任者の承認を得ているか
3.個別受注品については合理的コストを算定できる部署に原価見積りを依頼し、責任者の承認によっ て見積書の提出および販売価格を決定しているか
◆販売業務をチェックする
1.出荷指図書は責任者の承認を受けた後、検査担当者の検査を受けてから注文品を発送し、出荷報 告書、送り状を作成しているか
⇒送り状を得意先に送付し、受領書を入手しているか
2.出荷報告書(または検収通知書)に基づいて売上伝票を起票し、内容確認のうえ、責任者の承認を 得て売上
経営者のための株式上場100のポイント (単行本)
出口 和雄より抜粋
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