二次買取ファンドの増加
■公開困難な企業の増加
VC投資先のうち、株式公開の見通しが立たない案件の資金回収が厳しくなり、VCなどが持つベンチャー企業の未公開株を下取りする「二次買取り」ファンドの設立が増加傾向。株式公開できないベンチャー企業は、2004年(122社)、2005年(202社)と66%も増加している。投資7年以上を経過し公開の見通しが立たない企業は611社に達している。
これは、東京証券取引所が創薬関連のベンチャー企業の上場ガイドラインが厳しくなったことがひとつの要因である。
2007年度にファンド償還が本格化。満期を迎えるファンドの運用総額は、約2,347億円(対前年度比4.4倍)、今後、二次買取りファンドが、VCによる投資回収の受け皿として広がる可能性が
■公開が厳しい企業のVC保有株の対応策(複数回答)
1.評価減(48%)
2.経営者への売却(44%)
3.事業会社へ売却(34%
4.会社清算により残余財産を回収(12%)
5.投資会社へまとめて売却(10%)
6.対応を考えていない(8%)
7.その他(4%)
■VCの対応策
1.りそなキャピタル(東京)は、公開見通しがたたない企業の対応を行う企業窓口の設置
2.日興アントファクトリー(東京)は、2005年に総額200億円の二次買取りファンド設立。
3.日本アジア投資も二次買取りファンド設立。
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