東証、取引ルールの一部改正

東証、上場など取引ルールを一部改正し、11月1日から運用

 東京証券取引所は、上場など取引ルールを一部改正し、投資家が株式を売買する際に注意が必要な銘柄をきめ細かく示した。
 
 ◆「監理ポスト」が「監理銘柄」に
 有価証券報告書の虚偽記載判明などで上場廃止になる可能性がある銘柄は、従来「監理ポスト」として通常の銘柄と区別されているが、呼び方が「監理銘柄」になった。「監理銘柄」には「確認中」と「審査中」の2分類できた。
 「審査中」: 虚偽記載などが判明し、実際に上場廃止にするかどうかを判断する前に、市場全体や投資家などへの「影響の重大性」を調べる必要性がある銘柄が割り当てられる。
 「確認中」: 例えば流通する株式の量が基準を満たさないおそれがある場合など、重大性の審査は不要な銘柄が区分される
◆「特設注意市場」が新設
 「監理銘柄」と通常の銘柄の中間的な位置づけ。
 例えば、虚偽記載で「監理銘柄(審査中)」に区分されたが影響の重大性はないと認められたときでも、不正チェックなどで内部管理体制の改善がなお必要と判断される場合など、指定される。
 指定された企業は、1年経過ごとに内部管理体制確認書を東証に提出する。東証が改善を認めると、指定が解除され通常銘柄に戻るが、確認書を3回提出しても改善しないと上場廃止となる。
◆「整理ポスト」が「整理銘柄」に
 上場廃止が決まった銘柄の呼び方もかわった

※指定銘柄を色にたとえると・・・
 「通常銘柄」→シロ
 「整理銘柄」→クロ
 「監理銘柄(審査中)」→クロになる可能性が出てきた状態
 「特設注意市場銘柄」→クロの疑いがとりあえず晴れ、シロに戻れる可能性が出てきたグレー 

             
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