シンガポールに新興企業の新市場
シンガポールに新興企業の新市場
東南アジア最大の株式市場であるシンガポール取引所(SGX)は、新興ベンチャー企業向けの株式市場を12月17日に創設すると発表した。上場審査や監督を証券会社に任せ、株式公開手続を簡素化し、上場までの期間を現在の半分以下に短縮する。上場基準緩和で、日本や中国、インドなどのアジアの新興企業の株式公開を促し、アジア域内での証券取引の中心を目指す。
新市場の名称はCATALIST(カタリスト)。SGXの二部市場であるSESDAQを発展解消して開設する。SGXが選ぶ証券会社など「スポンサー(保証人)」が取引所に代わり上場審査などに責任を負う仕組みを採りいれるなど、ロンドン証券取引所の新興企業向け市場・AIMを見本にした。
<シンガポールの新興市場新旧比較>
(旧)SESDAQ
①上場審査: SGXが上場を目指す企業の「目論見書」を審査
②上場条件: 営業活動によるキャッシュフローがプラス
③株主数: 上場時 500以上
④上場までの期間: 12~17週間
⑤増資: 株主の合意があれば1年間に発行済株式の50%まで増資可能
⑥情報開示: SGXが内容を確認
↓
(新)カタリスト
①上場審査: スポンサーが「上場申請書類」審査
②上場条件: 利益額の最低条件や過去の営業収益など数値条件なし
③株主数: 上場時 200以上
④上場までの期間: 5~6週間
⑤増資: 株主の合意があれば1年間に発行済株式の100%まで増資可能
⑥情報開示: スポンサーが内容を確認
㈱沖縄ヒューマンキャピタル(2007.11.27)
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